「カイジ」に遠く及ばず 五十嵐貴久氏「FAKE」
「交渉人」に引き続いて、五十嵐貴久氏の「FAKE」を読んだ(^^)/

五十嵐貴久「FAKE」
↑五十嵐貴久「FAKE」(幻冬舎文庫) 762円+税
平成16年1月。興信所の調査員・宮本と20歳の東大生・加奈は、浪人生・昌史を東京芸大に受からせるため、大学入試センター試験で完璧なカンニングを実行する。しかし、カンニングは露呈し、宮本は職を、加奈は学籍を失った。彼らを嵌めたのはカジノのオーナーで砥川組組長の息子・沢田。宮本、加奈、昌史、そして昌史の父で元港区会議員の西村は復讐のため、沢田と10億円を賭けたポーカーの勝負をする。入念なイカサマを仕掛けた4人は、絶対に負けるはずがなかったが―。名画「スティング」を超える驚愕の大仕掛け。奇跡のラストが待っている、痛快至福のエンタテインメント小説。
Amazonより


やっぱりこの手の最高峰は、現在もヤングマガジン誌で連載されている福本伸行氏のマンガ「カイジ」だ。特に一玉4,000円という超高額のパチンコを題材にして描いた「賭博破戒録カイジ」は圧巻だった。けーすけはヤングマガジン誌は読んでいないので、マンガの単行本で読み進んでいたのだけど、これがまた福本氏のマンガは全てそうなのだが2〜3ヶ月たってマンガが1巻でても話がちーっとも進まない。支配人との息が詰まりそうになる勝負が延々と続いた末に13巻で迎えた結末には、本当に感動したものだった(^o^)丿

福本伸行「賭博破戒録カイジ」1巻
↑福本伸行「賭博破戒録カイジ」1巻(講談社) 530円(税込み)

で、五十嵐氏自身がこの「カイジ」にインスパイアされたことを公言しているし、実際にストーリーも「カイジ」の影響バリバリの、この「FAKE」。いわゆるコン・ゲームものだが、うーん、結論に無理が有り過ぎる・・・。おそらくこの結論を先に思いついて、この結論に向けて話を組み立てたのではないかと思われるが、「ちょっと幾らなんでもそれは絶対に無いでしょう」と言いたくなっちゃうものなのです(>_<)

小説とはいえ、最後に出会うネタがここまで絵空事だと何だか白けてしまう。「カイジ」はマンガなので、理屈とともに絵で説得力を増すことができるが、この「FAKE」の様に最後に延々と文章で説明されても、全然納得できない。というか反論ばかりアタマの中に出てきて、でもこの反論をぶつける相手もおらず、ずんたたずんたたとストレスが溜まってくるのだ。あー、すっきりしなくて気持ち悪いー(-_-;)

なので、残念ながら「賭博破戒録カイジ」の足元にも及んでいなかったこの「FAKE」。まあ、「カイジ」が本当に面白すぎる故と言うこともできるけどね(^_^;)
| けーすけ | 22:27 | comments(0) | trackbacks(1) |
「ウクレレピクニック2007」をまったり楽しむ
本日18日(土)に横須賀市長井の「ソレイユの丘」で開催された「ウクレレピクニック2007」、略してウクピクに行ってきた(^o^)丿

ウクレレピクニック2007
「ウクレレピクニック2007」のwebサイトはこちら(上記画像はCD「V.A/ Ukulele Picnic」のジャケット)

去年は来れなかったので、今年はどうしても来たかったのだ。でも今週は16日(木)に岐阜の多治見市などで最高気温の日本記録を更新しちゃうなど、アタマがおかしくなるほどあっつい日々がずううっと続いており、今日もそんな天気だったらたまらんぞコリャ・・・と思っていたら、運良く今日は曇りに。いやー、太陽が陰るだけでこんなに楽だとは。ビバくもり! きっと主催者としてはピーカンの方が気分だと思うけど、肌が痛い程の日光が無く、でもって曇っていても雨が降るほどでもないというのは、この季節なら観る側にとっては最高の天気と言えよう!(^^♪

会場に着いてみると、この会場全体にまったりと流れるゆるゆるの雰囲気がとってもステキですなあ。みんなが思うがまま「好きなよーに楽しもうぜ〜」とばかりに、グダグダになっているのが素晴らしー。それに、こういうハワイ関連のイベントでフラのライブが無いのも、なんだか不思議な感じですな(^_^;)

ウクピク ブース
↑ハワイの「カピオラニ・コミュニティ・カレッジ」のフリマの様な雰囲気がステキ

ウクピク ライブ会場
↑ライブ会場もゆったりとしていて、寝たいヤツは寝ちゃってて。

実際にライブが観られたのは、「yoheyOKAMOTO」「高木ブーとニューハロナ」「HOOPERS」の皆さん達。本当はこの日も午前中から駆けつけて、ゆーっくりのーんびり観たかったのだが、午前中に急用ができてしまい、会場に駆けつけることができたのは15:00頃。でもって、夜にもまた別に用事が入っていたので、17:00には会場をドタバタと後にしなければならなかったの。17:00くらいからの、つじあやのさんや有里知花ちゃんのライブも観たかったのになああ。実に残念でございます・・・(T_T)

ウクピク yoneyOKAMOTO
↑yoheyOKAMOTOさんの歌を聴くのは、今年5月のブルース・シマブクロのBSバンドのライブの時以来。

ウクピク 高木ブーとニューハロナ
↑高木ブーとニューハロナ。皆さんすっげー楽しそうに演奏してて、良い感じだなあ。

ちょっと残念だったのが、勝手にあるんじゃないかと期待していたハワイのロコ・フードがまったく無かったこと。おそらく会場となった「ソレイユの丘」との絡みもあるのではないかと思うけど、やっぱり気分としてはガーリックシュリンプやスパムむすび、ロコモコなんかがあったら嬉しかったんだけどなあ。ビールを右手にシュリンプを左手に、寝転びながらライブなんか観られたらサイコーだと思いません?? いや待て。来年はいっそのこと家で作って持ち込むという手もあるな。ガーリックシュリンプやスパムむすびも、我が家の定番メニューなのだからして(^^)v 

・・・というわけ?で、残念ながらわずか2時間くらいしか味わえなかった今年のウクピクだったが、それなりに楽しむことができてヨカッタ。会場となった「ソレイユの丘」も、このようなイベントにうってつけの場所じゃんか! ・・・快晴だったりしたら相当暑いかもしれないけどね(^_^;) 去年の2006年から無料となり、一気に幅が拡がった感じのこのウクピク、素晴らしいです! 来年以降は一日だけじゃなくて二日間くらいの開催にしてもいーんじゃないかしらん(≧▽≦)
| けーすけ | 23:15 | comments(6) | trackbacks(1) |
程よい洗練が心地良い ネイサン・アウェアウ「E Apo Mai」
ソロでも活動するシンガー・ソング・ライターで、現在はバリー・フラナガンとともに新生「HAPA」のヴォーカリストとしても活動する「ネイサン・アウェアウ(Nathan Aweau)」。以下のCDは彼の3rdアルバムで、2001年に発表されたモノだが、これが大変素晴らしいCDなのです(^o^)丿

Nathan Aweau「E Apo Mai」
↑ネイサン・アウェアウ「E Apo Mai」

内容は彼のオリジナルとトラディショナルが絶妙に織り交ぜられた構成だ。どの曲も洗練された感じのアレンジのハワイアンを聞かせてくれる。特に、かの有名な「Kaimana Hila」は、けーすけの大したことのないハワイアンCDコレクションですら含まれているCDは数枚あるのだが、そのどれにも似ていない彼独自のアレンジがされたもので、とてもオサレでカッチョいい! そうかと思えば、けーすけの大好きな名曲「Akaka Falls」では、彼のシャープかつ伸びやかな声で歌い上げられており、シンプルなギターと相成って、聴いているとうっとりさせられちゃう。それに彼のオリジナルである曲も良いものばかり。このCD最初の曲「E Apo Mai」なんて、ちょっと驚くほどの名曲ですよヽ(^o^)丿

で、バリー・フラナガンがケリー・カネアリイとのHAPAを解消した後、新生HAPAのヴォーカリストとしてネイサンに白羽の矢を立てたのも当然じゃないかと思うほど、このCDの洗練された雰囲気はHAPAと相通ずるものを感じる。おそらくネイサンがHAPAにかなりインスパイアされているのではないのかなーと思うが、こういうシャープな感じを併せ持つハワイアン・ミュージックのCDはなかなか貴重なのではないかしらん。ステキです(^^)v ハワイアン・ミュージックを愛する人でも、例えばハワイアン・ミュージックを流しながらフレンチやイタリアンを食べたいと思う人は、場というかムードを考えればあまりいないと思うが、このCDならば結構イケルのではないか。ってホントかよ俺(^_^;)

それほどハワイアンハワイアンしていない曲もあるので、ハワイアン・ミュージックに偏見を持ってなかなか聴こうとしない人には、まずはHAPAとともにこのネイサンのCDを聴かせて見るのも手だな! ・・・などと思いながら、NWウォークマンのなかでヘビーローテされているこの「E Apo Mai」なのでした(^^)/
JUGEMテーマ:ハワイ


| けーすけ | 22:25 | comments(2) | trackbacks(0) |
そこそこの読後感 五十嵐貴久氏「交渉人」
五十嵐貴久氏の「交渉人」を読んだ(^^)/

この人の小説は、以前に「リカ」というストーカー女のもののホラーを読んだことがあるのだが、それはもう本当にオソロシイ小説で、読んだあと胸クソが悪くて仕方が無かった。必死に脳みそから記憶を消したので、本の内容は殆ど記憶に残っていないんだけどねー。でも、それは小説の題材が題材なだけで、別にこの五十嵐貴久氏自身の印象を左右するものではなかった。

五十嵐貴久「交渉人」
↑五十嵐貴久「交渉人」(幻冬舎文庫) 680円(税込み)
三人組のコンビニ強盗が、総合病院に立て篭った。院内の人質は五十人。犯人と対峙するのは「交渉人」石田警視正。石田はテレビやプロ野球の話題を織り交ぜ、犯人を思い通りに誘導、懐柔していく。しかし、解決間近と思われた時、事件は思いもよらない方向へ転がる。真の目的は何なのか?手に汗握る驚愕の展開と感動のラスト。傑作サスペンス。
Amazonより


で、けーすけにとって2番目の五十嵐氏の小説になる、この「交渉人」。そもそもネゴシエーターものは大好きなのだが、頭脳明晰なネゴシエーターと、これまたアタマがキレる犯人との緊迫感みなぎるやり取りを期待すると、見事に肩透かしをくらっちゃいます。読み始めていると何だかどんどん違和感が読者側に募ってくるのだが、その違和感がラストに直結するのは、種を明かせたようでウレシイやら、あまり驚きがなくて拍子抜けやら。そもそもラストがくどすぎ。この程度なら、もっとさらっと流して欲しかった(>_<)

だいたい、あの主人公の女はなんだ。アンタが愚図愚図しているから、あきらかに被害が拡大しちゃってんじゃないの。違和感を覚えたならさっさと行動しなさいよ! ・・・と思わずにはいられないぞ。ネタばれになるので、これ以上は書きませんが(^_^;)

というわけで、激しい不満を覚えるほどでもなかったが、それほど満足とも言えなかった、この「交渉人」。特にオススメとは言えませんが、さらっとは読めます(^^)v

・・・しっかしいつも思うのだが、Amazonのカスタマー・レビュー欄とかで、ネタばれに繋がる重要なことをへっちゃらで書き込んでいる人がいるのは理解できない。これから読む人のことを考えなさいってのまったく(-_-;)
| けーすけ | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
デートにゃ最適「オーシャンズ13」
オーシャンズ13」を観にいった(^o^)丿

オーシャンズ11はなかなか面白かったのだが、オーシャンズ12はいまひとつというか、いまふたつというか、今となってはストーリーを欠片も覚えちゃいません。なので、特にどうしても観たいというワケではなかったのだが、カミサンがジョージ・クルーニーの大ファンなので、連れて行かれたのね(^_^;)

オーシャンズ13 1
カリスマ詐欺師ダニー・オーシャンをはじめ、11人のプロフェッショナルが集まった犯罪チームが騒動を繰り広げる人気シリーズの第3作。監督は『トラフィック』のスティーブン・ソダーバーグ。ダニー・オーシャンを演じるジョージ・クルーニーほか、おなじみの豪華キャストが再結集している。新キャストとして加わるのは名優アル・パチーノやエレン・バーキンら。人気スターたちのコミカルなやりとりとトリック満載のストーリー展開が楽しめる。
Yahoo!映画より

いやー、この映画はとっても良いデートムービーですね! ストーリーはアメリカ人が泣いて喜ぶ勧善懲悪もので、迷いもなく一直線にワルモノが退治されちゃう。そんでもって、死人どころか陰惨な暴力シーンなどは一切無いから不快を覚えることは無いし、画面には良いオトコだらけだし(今回良いオンナは殆どいなかったけどね)、アル・パチーノも如何にも楽しそうに悪党を演じているし、ばばーんとヌードが出てきちゃって彼氏と彼女との間に温度差が生じちゃうということもないし(^_^)

オーシャンズ13 2
↑やっぱアル・パチーノは渋いよね〜

そういう調子でぼんやり、でも退屈することもなく観ているうちに2時間以上経ってしまって、アル・パチーノ以外の全員がハッピーエンドで終〜了〜。でもって、隙もたくさんあるので、見終わった後にアレコレ楽しく議論ができちゃうというわけだよ、はいヽ(^o^)丿

ストーリー自体はオーシャンズ12より相当良かったが、オーシャンズ11にまでは及んでいないかしらん、というのが正直な感想。でも、先日観た「トランスフォーマー」よりは女の子が楽しめるので、やっぱこれは夏休みのデートムービーとしてはナカナカのものではないかと思われます(^^)/

で、「オーシャンズ14はない」とジョージ・クルーニーが言っているらしいけど、ホントかしらん?
| けーすけ | 10:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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