現場レポーター「はい、こちら現場です。お二人がクルマに乗っていて、妙な事故… というか出来事を目撃したんですよね?」
主婦A「
そうなんですよ。もー、ビックリしちゃって」
主婦B「
ねー、あれはなんだったのかしら」
現場レポーター「どんなことを目撃したのか、具体的に教えてもらえます?」
主婦A「
はい、私が運転していたんですけど、交差点の信号が赤だったので、停まったんですよ」
主婦B「
そうそう、そしたら前に男の人が乗っているスポーツ用の自転車、ロードバイクっていうんですか? それが先頭で停まっていたんですよね」
現場レポーター「そりゃ赤信号だったら停まって当然ですよね。それで?」
主婦A「
その人は自転車にまたがりながら仁王立ちだったんですけど、なんかそれからゆっくりと右に傾きだしたんですよー」
主婦B「
でも普通は、右足を出して支えれば済むハナシでしょ? でもその人ったら、右足も出さずにそのままの体勢で道路にガッチャンと倒れちゃったんですよ。見ている方はもうビックリしちゃって」
現場リポーター「それは妙ですねぇ。立ったまま寝ちゃっていたとかですかねぇ」
主婦A「
でも倒れ始めてもペダルに足を乗っけたままだったけど、なんだか上半身はアタフタしていたみたいな気がするのよね」
主婦B「
そうよね。倒れてからもしばらくは地面に転がったままで起きずにもがいていて、その後むっくり立ち上がって」
主婦A「
それから慌てて、交差点の角にあるコンビニの駐車場によたよた自転車を押して行ったわ。その姿に何か哀愁を感じたのよねー」
主婦B「
こっちをちらっと向いた時に目があったけど、ちょっと泣いているような気もしたんだけど」
現場リポーター「変な人もいたもんですね。お二人ともありがとうございました。以上、現場でした!」
目 撃 さ れ た の は ワ タ ク シ で す (T_T)
↑初めての立ちゴケで傷だらけになってしまった、可哀そうなペダルちゃん。
シューズの裏の金具(クリート)でシューズとがっちり固定するという、ロードバイク乗りにとって常識だけど非ロードバイク乗りにとっては非常識なビンディングペダル。ワタクシはだいたい右足はペダルにつけっぱなしで、停まる度に左足のビンディングを外しては重心を左に倒してカラダを支えるのです。つまりクリートを嵌めたり外したりする回数は、
右足のほうが圧倒的に少ないんですよね(^_^;)
↑この三角形のクリートで、シューズに固定するワケです。歩きにくいったら、もう。
で、この日交差点に停まり左足を段差のところに置いていたら、
何故だか重心が右に移っちゃったんですよ。そうしてゆっくり右側に倒れ始めたんですが、あまりに予想外のことでカラダの反応が遅れ、しかも右足はクリートの嵌め外しの経験に乏しかったので素早く外すことができず、
そのままガッチャーン! あああ、後ろで待っていた軽自動車に乗っている、目がテンになっているオバチャン達の表情が脳裏から消えません、恥ずかしいいいいぃぃぃ_| ̄|○
↑昔使っていたこういうトゥクリップ&トゥストラップの頃は、そんな失敗は皆無だったのに。
※
「自転車通販ハックル」webサイトより
そもそもロードバイクを買って2ヶ月で600km走ったのに、
まだ今一つビンディングペダルに慣れていないんですよね。上手く嵌められることもあれば、全然嵌めることができないことも未だにあって。特に交差点で待っている時に後ろに別のロードバイクが追い付いたりすると、発進時になかなか嵌めることができずに失速して迷惑をかけるのでは… というプレッシャーがハンパないですもん。いっそのこと、
クリートが不要のフラットペダルに換えて普通のシューズを履けば、余計な心配せずに楽しく走れるんじゃないかと真面目に思う、今日この頃であります(>_<)
↑こういうカッチョ良さゲなフラットペダルもあることですし…。
※
「wellgo」webサイトより