新型プジョー308SWを見てきました (^^)/
最近は
自転車という趣味に再び目覚めてしまったので、自転車を積む云々を考えると今のシトロエンC4のラゲッジはやっぱり狭いんですよね。リヤシートの背もたれを倒しても、そんなに充分とは言えません。んなこと5ドアHBなんだから当然なんですけど、どうしてもラゲッジスペースが広いクルマに目が向いてしまう今日この頃なのです。かといってミニヴァンは抵抗ありますし。だったらやっぱり
ステーションワゴンが最有力となるじゃないですか(^−^)
↑新型プジョー308SW。旧型車が7シーターだったのに対して、新型は5シーターの真っ当なステーションワゴンというところがまずは高ポイント。
ディーラーに到着。さっそく新型308SWに近づき、真っ先にラゲッジスペースをチェックですよ。
うおおお、ひっろーい! これは想像以上。ワタクシの以前の愛車406ブレークより広いじゃないですか。ホイールの張り出しが最小限で如何にも荷物が積みやすそうなのもステキ。ダブルフォールディングじゃないのはちょっと残念ですが、背もたれを倒すとちょっと座面が下がって、
きちんとフラットになるのもワンダホー。使い勝手は先日試乗したVWゴルフ・ヴァリアントを寄せ付けません。やっぱりフランス製のステーションワゴンは最高だネ(^^♪
↑広さのあまりホントに声を上げてしまったラゲッジスペース。寝れます! 爆睡できます!
ドライバーズシートに座ってポジションをセットしてからリヤシートに移動しても、レッグスペースは充分。とても全長が4,585mmしかないとは思えません。
素晴らしく効率的なパッケージですね。真っ黒い内装は好みじゃありませんが、高級感たっぷりのインテリアは昔乗っていた406ブレークとは大違い。なによりこの小さいステアリングと、その上部前方に広がるメータナセルなど、理詰めじゃないデザインセンスはオーナーの心をくすぐりますよ。またグラスルーフの広さったら、もう! これは車内が明るくなりますし、なによりリヤシートの住人が喜びそうです(^^)
↑フランス車ならではのセンスに、高級感がうまく融合しているじゃないですか。明るいカラーの内装もあればなぁ。
※
webCGより
↑この開放感! 積極的に後ろに乗りたくなっちゃいますね。
※
webCGより
果たして1.2リッター3気筒ターボがどんな走りをみせてくれるのか興味シンシンだったので、試乗させていただきました。あいにくSWの試乗車はなかったので、試乗したのは5ドアHBの方。シェロという最上級グレードです。エンジンスタートはプッシュボタン。カッチョ良いなぁ。エンジンを始動させた直後のアイドリングのごろごろ感は、ちょっと3気筒であることを意識しますね(^_^;)
ところが走り出すとそんな印象は霧散します。んもう充分な速さじゃないですか! 余裕で廻りのペースをリードできますよ。馬力は130ps程度でも何せトルクが23.5kgmもあり、ワタクシのC4の20.8kgmを上回っているんですから、
そりゃ速さに不満を覚えなくて当然です。これで実用燃費は10.0km/lを余裕で上回るというのですから、羨ましいじゃないのコンチクショー。3気筒のデメリットなんて、走り出すとまるで感じません(*^^)v
↑この短いノーズに余裕でおさまっています。
※
webCGより
加えて小排気量エンジンならではの鼻先の軽さ、ボディ全体に施された軽量化の恩恵をうけての、
フットワークの軽さが光ってますねぇ。小さなステアリングが思っていた以上にクイック感を増幅させています。またボディのフラット感は先日のVWゴルフほどではありませんが、この穏やかで僅かなロールは普段C4というアナログ車に乗っている身からすると、かえって安心感がありますよ(^v^)
乗り心地もかつての猫足が少し戻ってきた感じ。というよりは
モダン化された猫足と表現する方が適切かも。17インチのタイヤとは思えません。つーか16インチだったらもっと良いんじゃないでしょうか(≧▽≦)
因みにアイドリングストップが付いていました。停止時は気付かないほどスムーズ、発進時は始動時に多少の振動を伴いますが、嫌な感じではありません。ミッションはアイシン製の6AT。変速時のショックなど殆ど感じず、
まるでCVTに乗っているかのようです。406ブレーク・C4と10数年もの間変速ショックばりばりのAL4に乗っているワタクシは「
こんなスムーズなATなんてフランス車に似合わないっ」と叫びたくなります(>_<)
↑ヘッドライトのうえに並ぶLEDはデイライトなので、常に光っぱなし。
※
webCGより
というワケで、クルマとしての出来のよさは、こんな素人&短い試乗時間でも充分に分かりました! さすが今年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いただけはありますね。スタイリングはちょっと大人しい印象がありますけど、そんなもんは個人の好みだし、むしろ全長4,500mmそこそこなのに
きちんとステーションワゴンらしい伸びやかさを実現しているところなんてラブ。もうホント文句のつけようがありませんよ!ヽ(^。^)ノ
↑ステーションワゴンとして至極真っ当なスタイリングには好感度大!
…あ、ひとつだけありました。それは
自動ブレーキがオプションでもつかないコト。衝突寸前に減速はしてくれるらしいのですが、完全には停まってくれないのです。うーん、年々オッサン化が進行しており必然的に反射神経が劣化しているかもしれないワタクシは、次に買うクルマには是非自動ブレーキを付けたいと思っているのですよね。別に自社開発しなくてもスバルからアイサイトを買ってくるとかして、なんとか対応してくれないかしら。そうしないと、また日本ではVWゴルフの後塵を拝しちゃうかもしれないでしょッщ(゚Д゚щ)
↑因みに自転車が趣味になると、こういうクルマに俄然興味が出ちゃいますね。ホントは自転車運搬用にこういうクルマをもう一台持つのが一番良いんでしょうけどサ。
※
ダイハツwebサイトより