ワタクシ最近週末となると、
自転車で走り回っておりまして。ワタクシの愛車はスピードは出ない&全体にガタがきている&ところどころが錆びている、10数年前に購入した15kgというヘビー級の折り畳み自転車なので、命名は「デブチビ号」。それでも自転車で走るってこんなに気持ち良いのかと、最近久しぶりに目覚めてしまった次第でしてね。因みに最近走った長めのところを挙げますと、
↑三浦半島一周ライド。走行距離は74km。
↑多摩川ライド。走行距離は80km。
↑境川&江の島ライド。走行距離は79km。
まぁロードバイクならフッフーン的な距離なんでしょうけど、ワタクシのオモチャのような愛車では三日間くらい筋肉痛になるわ、左膝がいたくなるわで大変なんですよ。そのおかげでワタクシの足は結構しぼれてきましたが、
横っ腹の贅肉はつきっぱなしなのはどうしてなんでしょうか(T_T)
で、週末とならば足がウズウズしているものの、寒い寒い冬はもう直前。自転車で走って楽しい時期ももう終わりです。ならば今シーズンの最後に存分に走っておこうと思いまして、一昨日22日(土)に
茨城県の霞ヶ浦に行ってきました。何せ日本第二位の大きさの湖、一周すれば相当な距離ですからね(@_@;)
もちろん
霞ヶ浦までは「デブチビ号」を折りたたんでクルマに積んでいきます。横浜の自宅を6:30に出発し、無料の駐車場がある霞ヶ浦総合公園には08:40に到着しました。途中首都高が混んじゃって、もー大変。土曜日の早朝だってのに、首都高はあんなに混むんですね、やだやだ(-_-;)
↑C4とはしばしお別れです。
↑走り出してすぐのところに、予科練平和記念館が。展示してある回天を見て、人ひとりがギリギリ乗れる大きさに胸が痛まない人はいないでしょう。
湖畔に辿り着いて、9:00ちょうどに「デブチビ号」とともに、いよいよ反時計回りに霞ヶ浦一周ライドに出発です… って、うほおおぉぉぉぉ
なあんて気持ち良いの! 左には海と見間違うような広大な広さの霞ヶ浦、右には刈取りが済んだばかりの水田。そこを舗装状態がとても良い道が突っ切っています。もー、いきなり「
ここに来て良かった」感でいっぱい(^^)
↑こんな風景は、我が家の周りにはありませんもん。
↑湖面にいろいろ建造物があり、海と違って水深の浅さを感じさせますね。
別にここは自転車専用道じゃありませんが、クルマが通るのは10分に一台程度。そもそも多摩川や境川のサイクリングロードと違い、
走っている自転車自体ほとんどいません。ということは、こんな素晴らしい場所をワタクシほとんど独り占めですよ。なんだか果てない感も相当なものですが、それは努めて封印です(*_*)
↑田んぼを見ると、日本人である喜びを噛み締めちゃいますよ。
↑湖なのに水平線が見えるのにビックリしつつ、走っていきます。
そもそも信号もありませんから、景色を眺めながらひたすらダラダラダラーッっと走れます。爽快爽快、爽快爽快。走っても走っても景色は殆ど変らないのですが、だから単調だなんて微塵も思わず、空がどかっと開けた雄大な景色を走ることがひたすら快感なのですよね。
もうサイコー! ただしコンビニなどもちっともありませんから、見かけたら迷わず補給しておきましょう(^^)/
↑霞ケ浦総合公園から出発して、最初のマイルストーンである北利根橋に11:30に到着! ここまでの走行距離は51km。ここまでコンビニは1店しかありませんでした。ここの手前には数100mばかし未舗装路があったので、ロードバイクは往生するかも。
おっと、まだ昼食を取っていませんでした。せっかくですからご当地グルメの行方バーガーを食べていきますか。でもどこに行ったら食べられるのやら? 行方市に入ったところでお散歩していたオバサンに尋ねて、多分あっちの方と親切に教えてくださったところに行ってみましたが、到着したら店など何も無いじゃないの、しくしくしくしく。仕方なくスマホで調べたら、なんでも霞ヶ浦大橋たもとの
行方市観光物産館で食べられるとのこと(^。^)
でも、行方市観光物産館はここから20km以上も先ですよ。仕方ない、補給用にコンビニで買った羊羹で空腹を紛らわせつつ、そこを目指しましょう。しかし、見かけるのは
釣り人&鷺や鴨などの水鳥&畑ばかり。のどかそのものでございます。こんなところを走れば気持ちも大きくなるってもんですよ。時々ロードバイクにばびゅーんと抜かされますが、他のサイクリングロードとは違って悔しくもなんともありませんね(←ホントはちょっぴり悔しいのですけど)
↑行方市観光物産館には13:00過ぎに到着。さっそく行方バーガーのひとつ「鴨ぱっくん」をオーダーしました。うん、全然クセがなく、極々美味しく食べられます。もうちょっと鴨の個性を活かした方が良いような気もしますが。
↑二番目のマイルストーンである、全長1kmもある霞ヶ浦大橋。ここまでで75km走行しました。
さーて、あと一息ですよ。んもうすっかり体力がなくなって足がヨレヨレですが、
舗装状態が良くてフラットな路面のおかげで何とか「デブチビ号」を先に進めていけます。こんなに疲れていても気分の良さは相変わらず(^^♪
↑傾きかけた太陽に向かって進んでいきます。
↑右側には雄大なレンコン畑が。
しかし、さすがに疲れてきましたよ。でも霞ケ浦総合公園に辿り着かない限りはお家に帰れませんから、ひたすらケイデンスで前に進みます。そうこうしているウチに、今までの自然たっぷりな風景とは違って
湖の先に何やら凸凹が。おおう、あれが噂に聞く土浦市の摩天楼ですか!
↑100km近くも大自然のなかを走ってきたら、ああいう人工物がオアシスにも思えます。
あそこまで行くと霞ヶ浦総合公園まであと少し。霞ヶ浦一周ライドももうすぐ終わりですよ。
なんだか寂しい感じもしますね。不思議なことにゴールが近づくとともに、一気に疲れが増大し、残りわずかな体力がみるみる無くなってくる感じがしてきます。やはり何事も心のハリってのは大事なのかも(^o^)丿
↑霞ケ浦総合公園の風車が出迎えてくれました。なんか修繕していましたけど。
てなワケで、「デブチビ号」はシトロエンC4の元に15:00過ぎに到着。
昼食&休憩入れて6時間のライドでした。霞ヶ浦総合公園にあった日帰り入浴施設「霞浦の湯」でひとっ風呂浴びて、さっぱりしてから帰路に着きました。多大なる達成感と心地良い疲労感に満たされながら(^−^)
いやいやいや、しっかし
霞ヶ浦は自転車にとってサイコーですよ! 他のサイクリングロードはわざわざもう一度行きたいとはなかなか思わないのですが、ここは別です。また必ず来よっとヽ(^。^)ノ
↑結局走行距離は103kmちょいでした。疲っかれたー。昔サイクリストだったときは150kmくらい余裕だったのになぁ。歳をとったもんです。