はたまた前回の続き。それでは猿ヶ京温泉を後にしましょう。関越自動車道に乗りたいのですが、
昨日と同じ道を通ってもつまんない。県道270号線で水上温泉方面にドライブといきましょう(^^♪
↑猿ヶ京温泉のローソンは青くない!
↑ここがまた素晴らしい道で。対向車なんて5台くらいしか会いませんでした。気分ソーカイ!
因みにうどん派かそば派かと訊かれたら、ワタクシはそば派なのですがカミサンは圧倒的にうどん派。そんなカミサンのたっての希望で
水沢うどんを食べにいくことにしました。水上ICから関越自動車道に乗って南下し、渋川伊香保ICで脱出。一路伊香保に向かいます(^^)/
↑お、あれが榛名山ですな。
それまでは郊外の道を快適に走っていましたので、渋川市あたりでも結構な交通量に感じます。渋滞だってちょっと懐かしい感じ。そんなもんはやっぱ無い方が良いけどね。そして30分ほど走ったら水沢うどん街道に到着! ここには水沢うどんを出すお店が12店ほどありますが、そのなかでカミサンがチョイスしたのは「
三升屋」。お、ご主人が店先でうどんをバッシンバッシンうってる!
ご主人カッチョ良い!
↑メニューはこれだけというシンプルさ。かえって期待を抱かせます。
なんと
うどんは注文があってからご主人がうつというのですからオドロキです。なので注文してから出てくるまでに結構な時間がかかるのですが、そんなもんちっとも気になりません。そして20分くらい経ったでしょうか、お! きたきた、ヤッホーイヽ(^。^)ノ
↑「大もりうどん」。ぬおお、メチャ美味い! しっかりとした太さでコシもあるのに、つるつるとしたノド越しが最高。なによりものすごーくキレイな水でうったような清涼感が素晴らしいです。カラダがきれいになりそう!
↑なんとカミサンのうどんからハートマークが。「女性だけに入れてくれるんだ!」とカミサンが大喜びしていたのですが、そのあとワタクシのうどんからも出てきてカミサン意気消沈。
さーて! それでは伊香保温泉の街並みを通り過ぎて、榛名山に向かいましょう。ここは何と言っても、
名作マンガであるしげの秀一氏作「イニシャルD」の舞台ですよ! なんつってもワタクシ全巻持っていますからね。劇中では「榛名山」ではなくて「秋名山」になっていますケド(^^ゞ
おー、ここがあのハチロクを駆る拓海が伝説をつくったワインディングロードか。マンガで散々読んだせいか、
なんだか初めて走ったとは思えない感じです。つーかパンダトレノで思いっきり「藤原とうふ店」と書かれたレプリカとすれ違い、思わずカミサンと大笑い(≧▽≦)
↑腰痛を抱えながら、前をいくホンダ・フリードとバトル! ぬうう、なかなかの腕だ、あのフリードのドライバー。よっしゃ、ここは溝走りで!
↑途中の見晴台で。伊香保温泉の街が一望できます。
↑おおおー! ここがあの見慣れたダウンヒルバトルの出発地点じゃないですか。あのマンガはホントの出来事だったんだネ。
フリードとのバトルを制してワインディングロードを登り切ったところには、またメロディーラインが。ここはダイハツ・タントのCMで
トヨエツ・菅野美穂ちゃん・綾野剛くんが“静かな湖畔”を合唱しているところじゃないですか。これはワタクシ達夫婦も負けてはいられませんよッщ(゚Д゚щ)
↑「カコー! カコー! カコッ カコッ カコー!」と歌うつもりだったのに、あたふたしているうちに終了しちゃった
↑そして榛名山に到着。ここも「イニシャルD」で見慣れた風景です。榛名山ってホントにきれいな円錐形をしているんですね。
あー楽しかった。「イニシャルD」を読んでいたおかげで、デジャビュだらけのドライブになりました。さて、ここから一気に南下。何故かここいらでナビのGPSが不調になってしまい、地図がぜんぜん違う所を指していたのには閉口しましたが、90分ほど気持ち良く走った末に到着したのはあの「富岡製糸場」。そう、
本駄記事を書いている本日21日(土)に見事「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録された、その富岡製糸場です。おめでとー、富岡製糸場!!(≧▽≦)b
市営の駐車場に停めると、ぬおおおお外が暑い!
なんとC4の気温計は42度を表示していてビックリです。こうなるとカミサンがゾンビ状態になっちゃうんですよねー、シオシオ。でも仕方ない、くらくらしながら駐車場から5分ほど歩いたら到着しました(^_^;)
富岡製糸場
所在地:群馬県富岡市富岡1−1
電話番号:0274-64-0005
お、上記の写真の「東繭倉庫」は見慣れた横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫にちょっと似た雰囲気です。でも良く見ると、建物の壁のレンガとレンガの間に木枠が入っていたり、
赤レンガ倉庫とは全然違う工法なんですね(^_^)
↑この積み方を「フランス積み」と言うんだそうで。
↑なんと今年2月の大雪で崩壊してしまった「乾燥場」。それほどまでの天災だったとは。
漫然と歩いていても良く分かりませんので、30分おきにある
無料の解説ガイドツアーに参加しましょう。我々の回は女性のガイドさんでした。軽快なトークで我々を楽しませてくれながら、色々案内してくれます(^o^)丿
↑オレンジの服を着たガイドさんに、30人くらいの客がぞろぞろ。奥の建物が「繰糸場」。
↑「繰糸場」の内部。空間を広くとるために、柱を不要とする「トラス構造」で建築されています。なるほど。
いやー、こりゃガイドツアーに参加して正解というか、
参加しないとダメでしょ。所要時間40分程度とは思えないほど充実していました。久々に社会科見学した感じがしましたよ。まぁできたら「繰糸場」のなかの、渡り生糸を生産する機械が実際に動いている状態とかも見たかったですけど(`´)
↑「寄宿舎」。ここで工女さん達が暮らしていたんですね。
↑東繭倉庫との対になる西繭倉庫。こんなデカい建物に目いっぱい繭が詰め込まれていたのですからオドロキです。
はい、時間は17:00近く。
そろそろ帰路に着きましょうか。途中あの有名な「下仁田ネギ」を買おうとお隣の下仁田町に行ったのですが、なんと旬の時期は11月〜12月というので断念。富岡ICから上信越に乗って関越に合流、横浜方面に向かいました(^^)
↑高坂SAで休憩&夕食としました。19:00だというのにこの明るさ。でも食べ終わった頃は真っ暗でしたけど。
途中で鶴ヶ島あたりで軽い渋滞がありましたが、その後は順調。家に21:30に到着しました。いやー、実に充実した旅になりました。
ワタクシのガラスの腰も長時間ドライブに耐えてくれて何よりです。愛車が乗り心地が良いC4で良かったなぁ。素晴らしいリフレッシュになりました。これで翌日からの仕事を頑張れるってもんです(^o^)丿
↑走行距離はご覧の通り。燃費は家の直前までは13.1km/lだったのに、我が家周辺の急坂のせいで13km/lを切っちゃってシクシクシクシク(T_T)
というワケで、
今回の北関東旅行記は以上でございます。だらだらした記事群にお付き合いいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>