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webCGより
カミサンと新しい
アルファロメオ・ジュリエッタに試乗してきました(^^)/
シトロエンC4乗りのワタクシにとって、同じCセグメントであり147の後継である新型ジュリエッタの存在が気にならない筈はありません。ずいぶん前に試乗した147は、上まで廻したときの官能的なエンジン音にしびれまくったものです。そしてポジション的にはまさにシトロエンDS4とがっぷり四つじゃないですか。もうすぐ我がC4が3年目を迎え、今回の車検はもちろん通す気マンマンなんのですが、
でも何が起こるか分かりませんからねえ。そういう意味ではジュリエッタの日本発売を心待ちにしていたのです。楽しみ楽しみ(^^♪
↑アルファにしかできないスタイリングですよねぇ。
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「carview」webサイトより
対面したジュリエッタはスプリントというベーシックなモデル。でもディーラーでフロントスポイラーやカーボン製ドアミラーカバー、リヤスポイラーを装備しており、アルファレッドに相まってよりスポーティ色を強めています。それにしても、
なんて有機的かつ彫刻的なスタイリングなんでしょ。さすがプレミアムCセグメント、生活臭が微塵も感じられません。これはバツグンにカッチョ良いじゃないですか!(≧▽≦)
フロントに乗り込むと、如何にもアルファらしい造形のインパネがお出迎え。メーターがどかんと付き出ていますね。ソフトパッドを使っていないのに質感もバッチリ。スイッチもひとつひとつが何とも凝っています。トグルスイッチがカッチョ良い。ただインパネが結構高いため、その分
フロントスクリーンが詰まった感じがありますね。サンルーフでもないのにやたらルーミーな我がC4に慣れた身には、ちょっくら閉塞感が(>_<)
↑ナビをつけるのがもったいない!
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webCGより
リヤはレッグスペースは充分なのですが、座高が高いうえ髪の毛がつんつんしているワタクシにはヘッドスペースが足りません。でもDS4と違ってちゃんとリヤウィンドウが開くのが何よりですけど。トランクルームはあんまり広くない。これらは、このジュリエッタを
実用一点張りにはしないわよッ …という割り切りなんでしょう(^。^)
↑ゴルフバックを乗せるのは厳しそう。もちろんリヤの背もたれは倒せますが。
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「carview」webサイトより
それでは発進! このスプリントというグレードは1.4リッターにターボ過給で170psを発揮するエンジンを積んでいます。おっ アイドリングストップが付いている! 時代の流れですなー。でもアイドルストップに慣れていないので、
渋滞だとちょっと鬱陶しいですね。すぐにスタートできません。当たり前ですけど(*_*)
で、エンジンの性格を変えるアルファ・ロメオD.N.A.が「ノーマル」のままだと、特にエンジン回転が低い領域ではいたって穏やか。でも上まで回そうとすると、
結構なターボ・ラグを感じますね。一拍おいてから加速が盛り上がる感が強いです。これは演出なのかしら?
しかーし! これを「ダイナミック」に変えると、おおぅ中回転でのトルク感が大違いじゃないですか。ターボラグもかなり減る感じ。ツインクラッチのアルファTCTも「ガチッ」「ガチッ」とダイレクト感溢れるギヤチェンジ振り。
こりゃ楽しい! もしワタクシがこれを買ったら、燃費などは気にせずにいつもアイドルストップを切ってダイナミックのままで走っちゃいそうです。でも、147にあった上まで廻した際のちびりそうなエンジン音は、ジュリエッタには無いなぁ。ちょっと残念(>_<)
↑これがD.N.A.のスイッチ。いちいち凝ったデザインですね!
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「carview」webサイトより
ステアリングはかなり軽いですね。
中心あたりの不感帯がちょっと大きいのが気になりますねぇ。短い試乗時間ではちょい早めのコーナリングを数回しか試せなかったけど、ぐっと粘ってコーナーを駆け抜けます。ブレーキもちょっとクセがありますが、もっとクセのあるC4乗りとしてはすぐに慣れました(*^^)v
車体の剛性感も今時のクルマらしく、しっかりしたもの。それほどガチガチな感じはしませんけど。因みに16インチを履いたこのスプリントの乗り心地は、
ちょっと締まっていながらも快適です。17インチよりもきっと乗り心地が良いのではないでしょうか。はい、試乗終了です(^−^)
↑リヤスタイルもカッチョ良い!
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「carview」webサイトより
さて。このジュリエッタですが、欲しくなったかと言うとまだ最初の車検を通していないC4から
換えるほどでもないな、というのが正直なところ。なんだかアチコチから漲るイタリアの伊達男の情熱的に日常接するとなると、ワタクシのキャラクターと差異があることを否定できないんですよね。前述したように閉塞感も気になります。でもこれらは、
ワタクシがよりオッサン化した証拠かもしれません。10くらい若かったら、このクルマに飛びついているかもしれませんもんね、しくしくしくしく(T_T)
因みに、試乗後にカミサンに感想を訊いたら「
名前がヤダ」って
なんじゃそりゃ。名車ジュリエッタの名前を冠するというクルマ好きをしびれさすネーミングも、残念なことにこのボケナスにはまーったく通じていませんでした(-_-;)