毎日愛読している「webCG」に、ついに
新型シトロエンC4の試乗記が掲載されました(^_^;)
シトロエンC4 THP155(FF/6AT)【海外試乗記】
※
webCGより(本記事も写真もお借りしとります)
現行シトロエンC4のオーナーであるワタクシは、今まで新型C4に対してエクステリアが平凡とか内装がガッカリとか足が臭いとか、
ケツのアナの小さいこと蟻の如し的な文句をグダグダと並べてきましたが、ここまで来ればワタクシだってオトコです。ここはひとつ、雄大な心で新型C4の試乗記を楽しもうじゃありませんか。幸い、この試乗記を書かれている河村康彦氏は、ワタクシが好きな自動車評論家の一人。この河村氏なら、試乗記も全面的に信頼できるってものです(^^)
さ、どれどれ? 全3ページのうち、最初の1ページ目は解説で、本格的なインプレッションは2ページ目から始まりましたよ。ウィスキーを片手に
さっそく読ませていただきましょう(^^♪
(青字部分が河村氏によるインプレッションです)
「さて、新型を前にしてまず感じるのは、サイドのプロポーションがよりロングルーフタイプの“ミニワゴン風”へと変わったことだ。」
ミ、ミニワゴン? そんなにロングルーフっぽい感じなの?
「これまでの5ドアモデルはAピラーからCピラーまでを滑らかな一筆書き風ラインで描いた、全般的に丸味を帯びたサイドのプロポーションが大きな特徴だった。」
そうそう、そうですよ。そのスタイリングにワタクシ惚れているワケで。
「ところが、新型ではそうした雰囲気が、まさにフルチェンジ。ルーフラインはより長く、水平に近いまま後方へと延びると同時に、テールゲート周りのリアセクションが、よりスクエアな基調の造形へと変化を遂げている。」
つまりは普通で平凡になったってことですな。殆どのクルマがそんな感じじゃい。
「実は乗り込んでみるとホイールベースが変わっていないこともあり、大人4人がリラックスして長時間を過ごせるポテンシャルは備えるものの、キャビン空間が極端に拡大された印象を受けることはない。」
やっぱしね! スペースは今のC4で必要充分でことだよね! それ以上広いクルマが欲しけりゃ、C4ピカソとかを選べば良いワケだし。
「一方で、一目で明らかなのはラゲッジスペースが広くなったことで、こちらはもはや「広大」という言葉を使いたくなるほどだ。従来型のラゲッジスペース容量はこのクラス最小ともいえるもので、実際にユーザーから不満の声が上がることもあったという。そんな反省に基づいた新型では、今度は“クラス最大”をうたうボリュームを実現。」
そ、そんなにラゲッジに不満は無いですけど…。コストコに行った時にギリギリになったりはしますけど。そんな不満を出す人は、
そもそも買うクルマを間違っているんじゃないかしら。ミニバンとかステーションワゴンにすればいいじゃん。
それより、パーテンションバーは? 少なくともこの写真を見る限りじゃ、ワタクシお気に入りのパーテーションバーが無さげなんだけどーッ
「どうやら新型の、見方によっては「ちょっとコンサバなハッチバック車風」になったエクステリアデザインは、そんな使い勝手の良さ、実用性の高さを外観上でも表現するという意図を含むものでもありそうだ。」
いやいや、それは深読みってもんでしょ。シトロエンに遠慮しているのかしら。
「まるで小型のUFOがダッシュボード上に降り立ったかのようなメータークラスターが特徴だった従来型のインテリアに比して、新型は3眼式メーターの採用を筆頭に「普通になった」と感じる人は少なくないだろう。」
そう! 思いっきり普通になっちゃったとワタクシも感じるの! もうこれが残念で残念で〜。あのメータクラスターのカケラくらい残してほしかった…。
「一方で、各部の質感向上は目を見張るばかりで、それはこの項目では定評ある「フォルクスワーゲン・ゴルフ」の仕上がりに匹敵するといっても過言ではない印象だ。」
質感が低くても許せちゃうところがフランス車の良いところなのに…。そりゃ高いに越したことはないけどさ。もうひがんじゃいますがな。
「インテリアに見られた質感の高さは、実は走り出しても即座に感じることができる。なんとなればその静粛性が、もはやフランス車とは思えないくらい(?)に高いのである。」
…え、そうなの? 今のC4も全くうるさいと思わないけど、そんなに静かなのかしら。
「今回国際試乗会の場でテストドライブを行ったのは、いずれ日本への導入が予想される1.6リッターの156psガソリンターボエンジン+6段2ペダルMTという組み合わせに加え、フランスでは主流のディーゼルモデル。」
日本にもディーゼルを持ってくればいいのにー。
「どちらも静粛性の高さは文句のつけようのないもの。ただし、MTのクラッチ操作を”ロボット”が肩代わりする「EGS」を名乗る2ペダルトランスミッションは、加速力がシームレスに続くトルコンATもしくはCVTなどに慣れた人には、やはり違和感が大きいと評されるとは思う。」
この「EGS」だって日本に持ってくればいいのにー。つーか、1.6リッターのターボ版には6ATはのらないの? 308には有るのになあ。
「それゆえに、今回試乗はならなかったが日本導入の折には主流になると思われるのが、最高120psを発する1.6リッター自然吸気ガソリンエンジンにトルコンATを組み合わせた仕様。ただし、その難点はこのATがこの期に及んで4段仕様であること。「需要の割にコストが……」というのは担当エンジニア氏の弁だが、返す返すもここは残念だ。」
この時代にあえて4ATで出すなんて、ある意味勇気のある行為だよね。もはや信念を感じちゃう!
「ところで、そんな新型C4の走りで最も好感が持てたのは、路面を問わずどんなシーンでもとことんしなやかで、なんとも優しい乗り味を提供してくれるフットワークの仕上がりだった。それももちろん、ただフンワリとソフトというだけではない。実は侮れないハンドリング性能の高さと両立をさせてのことというのが、なんともシトロエン車らしい美点として輝くのだ。」
…!! …!! …!! (←悔しくて地団駄を踏んでいる)
「“回らないステアリングパッド”も“ほのかな香水のかおり”も“外光が透けるスピードメーター”もなくなってしまったが、それでもやっぱり「シトロエン」というブランドの作品。ゴルフとはまさに「同床異夢」のフランス車なのである。」
他にもスタイリングやパーテーションバーも含めて、無くなってしまったのはワタクシが今のC4で好きなところばかり。ワタクシにとっては、現行C4の好きなところを全て否定されたようなクルマが新型C4なのである。なのであるぢゃないッ щ(゚Д゚щ)
(-_-;) フウ…まぁ、ほぼほぼ予想通りですな! C4もクルマとして
通常のベクトルの方向に正常進化を遂げたという事でしょう。スタイリングだって現行オーナーとしては不満でも、以前に書いたようにホントは多くの人には新型の方が受け入れられるのでしょうし(+_+)
でも、このインプレッションの出だしに『
「ゴルフ」とは全く違う』とありますが、現行C4に乗る身としてはそうは思えません。ワタクシが今のC4を買う時はVWゴルフのことは1mmもアタマに思い浮かびませんでしたし、現行C4のオーナーの大抵の人がそうじゃないかと思うのですが、新型C4は
ゴルフと同じ土俵で検討する人が増えるんじゃないでしょうか。それって果たしてC4にとってプラスになることなのかしら?
それだと、特にこのブランド品大好き・ドイツ車大好きのこの日本では、あまりの出来の良さで激賞されているゴルフを振ってまでこの新型C4を選ぶ人って、
そう多くは無い気がしますね。うーむ。そりゃ現行C4よりは売れると思いますが、撤退の危険性など今後のことを考えると、ゴルフと言わずともせめてプジョー308くらい売れて欲しいと思うんですけど(>_<)
…と、再び現行オーナーのヒガミ全開的つぶやきになっちゃいました。もうホントに
ケツのアナの小さいこと蟻の如し(-_-)JUGEMテーマ:
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