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日本で使うにはナンバーワンのボルボか ボルボV50「2.0e Powershift」

ボルボV50を見に行きました。目当ては先日新しく追加された「2.0e Powershift」ですよッ (^^)/

ボルボV50
ボルボ・カーズ・ジャパンwebサイトより

このPowershiftは、三菱のSSTやVWのDSGなどと同じくツインクラッチ式のシーケンシャルトランスミッション。パワーロスなく燃費も良くなるという新時代のトランスミッションを積みながらボルボとしては300万円を切るなど、極めて戦略的な価格設定をしてきたクルマです。エンジンは2.0リッター4気筒になり、今までの2.5リッター5気筒と比較して普通っぽいエンジンになりましたが、別にそんなの全然コダワリないし。

ボルボV50 パワーシフト
↑見た目は単なるマニュアルモード付きのATみたいですが。
オートックワンより

それに日本で使うんだったら、全長は4,800mmを越えたうえ全幅は1,900mmに迫ろうとするV70はもはや非現実的。その点全長なんて4,520mm、全幅は1,770mm程度のこのV50なら、まさにジャストサイズと言えまいか。これだあ!(≧▽≦)

・・・とまあ事前の印象は抜群のこのV50。実際に乗ったらどうなのか、それはもうワクワクしながらディーラーに向かいました(^^♪

ディーラーに鎮座しているV50を見ても、ステーションワゴンとしては結構なコンパクトサイズ。全長はプジョー406ブレークより20cmちかく短いのだから比較すりゃ当然なんですが、なかなか凝縮感溢れるスタイリングですね

ボルボV50 リヤ
↑特にリヤスタイルはコンパクトであることを実感します。
オートックワンより

運転席に乗り込むと、ドイツ車ともフランス車とも違うインパネが広がっています。自己顕示欲などは一切感じさせない実直なデザインに好感触。さすがスカンジナビアデザイン! ・・・とは別に思わなかったけど、飽きずに長く付き合えそうな感じです。適度に高級感もあるし(^v^)

ボルボV50 内装
↑このチョーシンプルなインパネがいいんだよね。

ボルボV50 インパネ
↑この「フリーフローティング・センタースタック」がステキ過ぎ! 色によって大きく印象が変わるのがまたステキ。木目がいいなあ。
オートックワンより

内装は別にワタクシ好みの明るい感じじゃなかったのですが、だからと言ってイヤな感じもしなかったのは、日本車に有り勝ちな「早く走らんかい」といったせき立て感がなかったからかもしれませんな。身長がだいたい180cmくらいのワタクシがポジションを合わせた後で後ろの座席に移っても、膝前にはこぶし1個くらいは入ります。メチャ広くはないけど、納得できる広さです。

次はラゲッジスペースに。ボルボなんだからさぞかし広いのではと思いきや、あれれ、なんか狭いっす。奥行きはそれなりにあるけど大したことはない。それに床からラゲッジカバーまでの高さが低いのが気に入らない。そもそもラゲッジカバー自体が標準装備じゃないし、タイヤハウス後には変なくぼみもあるし。プジョー406ブレークの様な広さは期待してなかったけど、これにはちょっとこれはガッカリだなあ(>_<)

ボルボV50 ラゲッジスペース
↑写真では広そうなんだけど。高級感あふれる造りだし、実際もこれで広さに問題が起こるとも思えないんだけどさ。
オートックワンより

気を取り直して試乗です。エンジンの力感はさすがに大したことがありません。でも感心したのはパワーシフト。例えばランエボやGTRはあえてミッションの変速した感じを残していることから、ある程度変速ショックがあるのではと思っていましたが、そんなもん全くありません。別にガツガツ繋がるわけではなく、しっとりと変速ショックなど感じさせずにギアを繋げます。まるで相当な高級車に乗っているよう。これはすげぇ(^o^)丿

しかしそれ以上に感心したのは、実はサスの塩梅です。硬めでスポーティなところと、柔らかめでコンフォートな感じの中間ど真ん中。まさしくワタクシの好みです! ステアリングははっきり言ってダルですけどね。センター付近はひたすらマイルドで、それから切り込んでいくと一気に曲がり出します。路面のμが低い北欧の国で作られただけはあり、基本的に急なハンドル操作をさせないのでしょう。これはひとつの考え方であり、それを認識して乗っていれば全然問題なしです。このクルマでワインディングをガシガシ走る人もいないでしょう!

またまた印象的なのはボディの剛性感。ものすごく高いです。とは言っても、先日試乗したギャラン・フォルティス・スポーツバックのカッチカチの箱の様な印象とは違い、厚くてどっしりしたものに囲まれている、鋼鉄の船っぽい感じ。この安心感って、今までに経験したことがないもの。ふーん。実はボルボのクルマって初めて走らせますが、支持を集める理由を納得できちゃうなあ(^−^)

ボルボV50 フロント
↑端正な佇まいはボルボならではです。今のボルボのラインナップの中で、一番知的な印象を受けます。顔も一番ハンサムなんじゃないでしょうかね。
オートックワンより

ボルボのステーションワゴンとすると期待外れのラゲッジスペースが気になりますが、その他のところにはほぼ文句無し。全方位的に高得点のクルマです。無難な方向性で行くのなら、我が家の周囲の狭い道のことも考えると、コンパクトなボディのステーションワゴンであるこのV50は、今の愛車プジョー406ブレークの後継者としてまさにベストチョイスのひとつと言えましょう!

ところが、我が家の次期クルマとして有力なクルマがボルボにあるのです。それはC30。これにもしっかり試乗させていただきました。その報告はまた(^^)v

JUGEMテーマ:憧れの車


Posted by けーすけ | comments(0) trackbacks(0)

張り切り過ぎないことの心地良さ アネライカラニ「E MAU NO」

アネライカラニ(Anelaikalani)の3年ぶりの新作「E MAU NO」が出ましたね。これがまた期待を遥かに上回っていまして(^^♪

「天国から舞い降りてきた天使」というスゴイ名前の彼女は、故アンティ・ジェノア・ケアヴェの後継者と言われるほどのすんばらしいファルセット・ヴォイスの持ち主。で、前作の「Completely」も高い評価を得ていたわけですが、けーすけ的にはどーも肩に力が入り過ぎな感じがちょっと気に入らなかったんですよね。「うりゃあぁああッ」「ぬおおりゃあぁあぁあッ」とばかりにコブシを聴かせた歌い方なんかがハナについちゃったり。「Pua Carnation」「Sons Of The Islands」など曲単位では大好きなものもあったんですけどね。

でも、でもでも、この「E MAU NO」は印象が全然違うのですよ(^^)/

アネライカラニ「E MAU NO」
↑アネライカラニ「E MAU NO」

なんつーかね、余裕の声量を持ちながらそれを前面に押し出さず、全身の力を抜いて気持ち良く歌っている印象を受けるのです。クルマに例えれば300馬力のエンジンを積みながら、制限速度くらいでゆっくりと海辺の道路をクルージングしているような。ちょっとアクセル踏めば200kmを超えるのに、あえて60kmしか出していないような。何てヘタクソな表現なんだワタクシ(^_^;)

でもそれが、とんでもない心地よさを生みだしています。前作の張り切り過ぎな部分などは全然ありません。時折パワフルなヴォイスの片鱗を見せながら、全体としてはとことんリラックス。選曲もあいまってよりオーソドックスなハワイアンのアルバムになっていますが、ワタクシはこっちの方が好きだなあ。なので、良い意味で聴いているとウトウトしてきちゃいます。「Keawaiki」「For You a Lei」「という曲なんて、体からストレスがすーっと抜けていくようです。つーわけで、本当に最近ヘビーローテーション。最近買ったハワイアンの中では一番のお気に入りかも(^o^)丿

13歳でデビューしたアネライカラニも、これで通算4枚目のアルバム。20歳をチョイ超えたばかりというのに、もう貫禄が付き始めた感じですね。すっかり大人のレディーになってきたというところでしょうか。そういやあのエイミー・ハナイアリイ・ギリオムにも印象が被りますよ。ハワイアンの重鎮への階段を一歩一歩順調に上がっているんですねー(≧▽≦)

JUGEMテーマ:ハワイ


Posted by けーすけ | comments(0) trackbacks(0)

ドでかいタイヤを受け止める高剛性ボディ 三菱ギャラン・フォルティス・スポーツバック

昨年12月に発売された三菱「ギャラン・フォルティス・スポーツバック」を見に行きました。ようやく。

三菱自動車ファンとしては勿論もっと早く見たかったのですが、我が家から一番近いディーラーにフォルティスを見に行った時に放置プレイに合ってからそこには行くのがヤになり、足が遠のいていたのですよ。三菱自動車には全力で頑張って欲しいけど、そのディーラーだけは潰れてしまってもいいと思う! 普段ヤな事はすぐ忘れるこのワタクシが、珍しく根に持ってますからね!!

なので見に行ったディーラーは当然別のところ。そこは気分良く迎えてくれましたよ。ほっとしましたがな。んなこた当然のコトなんですが(^_^;)

スポーツバック
三菱自動車webサイトより

さて、このスポーツバック。言わずもがな、4ドアセダンであるフォルティスの5ドアハッチバック版です。つっても3ボックスのセダンの後ろをぶった切って2ボックスにしているわけでなく、全長はほぼフォルティスと同じ。近づいて良く見ると、リヤの造形はなかなか複雑で、微妙なラインが絡んでいますね。なんとも独自性の強いスタイリングです。国内にライバルがまったく見当たらないのがとってもステキ。強いて言えばアテンザスポーツでしょうか(^^)

スポーツバック1
↑真横から見た時は完全に4ドアクーペ。カッチョ良い!
オートックワンより

室内に乗り込んでの印象はフォルティスと全然変わりません。リヤも十分な広さ。ヘッドクリアランスはもっとあった方がいいんだけど。ラゲッジスペースは5ドアハッチバックならではの積載性を誇っています。マツダのカラクリフォールドの様な仕掛けで、後部座席の背もたれがパタンと倒れます。406ブレークほどの広さではありませんが、この広さでも足りなけりゃワンボックスカーでもレンタルしてこいや、てなもんですよ。高さが2段階に変えられるというフロアは特に意味を感じませんけどね。たかだか9cm程度じゃ、いちいち変えるとは思えませんもん。フルフラットが一番!

スポーツバック2
↑十分な広さ。ワゴニストとしては、ダブルフォールディングじゃないところは残念なんだけど。
オートックワンより

試乗です。ステアリングにはテレスコピックが装備されていないのが残念。どうして三菱はテレスコをつけないのかしら。以前ディーラーでフォルティスを見た時は気にならなかったのに、いざ運転してみると違うもんですね。試乗中なーんか今一つポジションに違和感を覚えていました。オーナーになれば慣れるのかもしれないですけど。

因みにクルマはFFの「SPORT」というグレードで、2.0リッターで154ps/20.2kgmを発生しています。驚くのはホイールが18インチですよ。その昔GTOがマイチェンして17インチを履いた時に大騒ぎした時とは隔世の感がありますね。ハッチバックとは思えないほどがっちりしたボディとサスがしっかりとこの大径ホイールを受け止めており、固いと思わせないギリのところで抑えています。とは言っても、現在フランス車オーナーのワタクシの好みからすれば、おそらく「TOURING」の16インチホイールのソフトな乗り心地の方が好みなんでしょうね。

スポーツバック3
↑そもそも215 / 45R18 89Wタイヤ+18インチアルミなんつーでっかいタイヤが、普通の乗用車に必要なのかしら? …という根本的な疑問も沸きますな。
オートックワンより

この高剛性ボディはしっかりしたハンドリングも産み出していますな。初めて乗ったクルマにもかかわらず、狙ったラインを正確にトレースできちゃいます。直進安定性も良好だし。なんだかすんごく固い塊の中で運転しているような気がしますよ。普段ユルユルのフランス車に乗っているワタクシからすれば、この剛性には違和感すら感じちゃいますなあ(^_^;)

エンジンは、上まで回すと「ガアアッ」と結構勇ましい音がしますね。馬力なりでそんなに力強くはないですが、ヒュンヒュン廻るエンジンで爽快です。また昔レンタカーで乗ったCVTには相当な違和感を感じましたけど、このクルマのCVTは全くそんなもん感じません。進化しましたなあ。マニュアルモードではミッションは6速に分かれており、ステアリングにはパドルシフトが装着されていましたが、このボケは試すのを忘れちゃったっす。当然だけどブレーキも短時間の試乗では全く問題を感じませんでしたよ! いいフィーリングでした。

全体として“スポーツ”バックの「SPORT」というグレードに恥じない走りであると思います(^^)/ 

スポーツバック4
↑パドルシフト。試乗前はいじるのを楽しみにしてたのに、忘れてしもた…。
オートックワンより

…とまあ、今まで良いことばかりを書きましたけど、ここいらでネガティブに感じたことを。まず、この黒っぽい内装がどうにも好きになれない。現行アテンザに試乗した時も思いましたが、なんでこんな黒一辺倒の内装にするんでしょうか。“スポーツ”は黒っぽい内装じゃないと表現できないの? ウエストラインが高いこともあって包まれ感が強く、ちょっと息苦しい感じです。もっとカジュアルな色使いで開放感があった方が好きだなあ(>_<)

スポーツバック5
↑“スポーツ”バックと言えど、明るい内装も用意して欲しいの。
CARVIEWより

そんでもって一番気になったのが、左斜め後方視界の悪さですよ! ここまでとはちょっと予想外。Cピラーが太いのが原因だと思われます。これはパーキングの時とかにちょっと困るかも。特にカミサンが運転する時は心配になっちゃいます。また「SPORT」というグレードだったら、テールゲートスポイラーは標準で付けてほしいなあ。あんまり空力付加物は好きじゃないけど、このスポーツバックにはあった方がずーっとカッチョ良いもんね!

さて、FFの「SPORT」というグレードだと2,163,000円という価格はどうなんでしょ。決して高くは感じませんが、なんつっても新型プリウスの205万円という驚異的な安価を思うと、ちょっと微妙かもしれませんな…。グリーン税制減税や補助金の対象外だし(-_-;)

そう考えると、もちろん一番良いのは「RALLIART」ですが本体価格で3,010,500円もするので、1,921,500円と一番安い「TOURING」がいいのかも。これでもフルオートエアコン・アルミホイール・CDプレーヤもついているし、タイヤは16インチなので乗り心地は「SPORT」を上回るでしょうし、エンジンは「SPORT」と同じ。それで「SPORT」より24万円も安いんですよ! 値引きも相当頑張ってくれるだろうから、ナビ・リヤスポをつけても総額200万円チョイに収まるのではないでしょうか。そうすれば新型プリウスに対抗できる魅力を有することができると思う!

スポーツバック TOURING
↑メディアには全く登場しない「TOURING」というグレード。最廉価グレードといえど、見た目に安っぽさなんか微塵もありません。ホイールもアルミだし。十分だ!
三菱自動車webサイトより

…我が家の「プジョー406ブレーク」も既に8年落ち。さすがにかなりボロくなってきました。そろそろ買い替えを真剣に考えねばなりません。でも予算をどうすれば…(T_T)

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Posted by けーすけ | comments(0) trackbacks(1)

思い浮かんだのはリンカーン大統領の演説 吉田製麺店@横浜 金沢文庫

会社の近くに美味しいつけ麺屋があることもあって、ワタクシ最近はつけ麺がマイブーム(死語だから)。我が家の近くにもなにやら美味そうなつけ麺を食べさせてくれるそうな店があり、目をつけていたんですよね。店の名は「吉田製麺店」。この前ついに行ってきましたよ!(^^)/

土曜日はお昼の12:00に開店とのこと。開店15分くらい前に到着するように計算して我が家をクルマで出発しました。予定通り到着! ぬおお、もう10人くらい並んでいます。人気があるんですね。とっととクルマを停めて並ばなきゃッ


・・・クルマを停める場所が無い(T_T)


店には駐車場がない。付近にも100円パーキングがない。駐車場を求めてあっちをウロウロこっちをウロウロ。ワタクシ路上駐車は絶対しない主義なのです。こうやってゴールド免許を守ってきたんです。その主義を捨て去る誘惑と戦いながらウロウロした結果、歩いて10分くらいのところのスーパーの駐車場にようやく停めました。どうやらクルマで来ちゃいけない店の様ですココ(-_-;)

吉田製麺店
吉田製麺店
所在地:横浜市金沢区谷津町347
電話:045-783-6160
営業時間:
 [月〜金]11:30〜14:00,18:00〜22:00
 [土]12:00〜15:00,18:00〜22:00
 [日祝]12:00〜15:00,18:00〜21:00
休日:水曜日(祝日の場合は翌日)


結局10分くらい待った後に入店。ほー、入口の横には本当に製麺機が置かれた部屋があります。こりゃ期待持てますね。店内はイマドキのラーメン屋さんの様に、なかなかオサレです。カウンターに案内されましたが、一人当たりの幅がたっぷり取られているのはポイントが高いですなあ。店員さんは皆さん「パイレーツ・オブ・カリビアン」から抜け出てきたような感じですよ。若くてカッチョ良い人たちが揃っていますね(^^)

注文したのは「つけそば(和風豚骨醤油)」。大盛まで無料というのが嬉しいですな。とりあえず中盛でお願いしました。到着すると、おおお麺がド太いです。つけ麺といえば太麺が定番ですが、ここまで太いのは見たことがありません。うどんみたい。それにちょっと固め。個人的にはもうちょっと茹でて、モチモチした感じを出してくれた方が好みなんですけどね(^_^;)

吉田製麺店 つけそば
↑つけそば(和風豚骨醤油) 680円なり。

つけ汁は実に大胆極まりない味。濃ゆいトンコツスープに魚粉がドバドバ入っており、麺を引き上げると粉まみれになってきます。口の中ではっきりとトンコツ系と魚介系の味が分かれ、酸味も感じます。ちょっと不思議な味わいで、クセになりそうです。アラフォーのオッサンとしてはメタボが心配になってきますが、若い人にはこのガッツリした食べ応えがタマランのでしょう(^v^)

吉田製麺店 焼豚めし
↑ランチセットの焼豚めし。まぁ普通。もうちょっと焼豚のタレがかかってて欲しいなあ。

んもう腹一杯になって店を後にしました。「若い人の、若い人による、若い人のためのつけ麺屋」というリンカーン大統領の有名な演説のような印象を持ちましたよ。まぁオッサンとしてはしばらくは行かなくてもいいかなと思いましたが、しばらく経ってこの記事を書いたらなんだかまた食べに行きたくなってきました。でもクルマで行けないのがネックだなあ。駅から近いんだから電車で行けばいいってハナシなんですけど、定期と逆の方向だし(←ホント器の小さい人間だワタクシ)

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Posted by けーすけ | comments(2) trackbacks(0)

どうしてこの小説が原案なのか 池上司氏「雷撃深度一九・五」

池上司氏の「雷撃深度十九・五」を読みました。池上司氏の本を読むのは現代を舞台に日本のディーゼル潜水艦と中国の原子力潜水艦が戦いを繰り広げた「無音潜航」以来です(^^)/

この小説は、6月に公開される予定の映画「真夏のオリオン」の原案となったとのこと。これを基に福井晴敏が監修したのですね。そりゃ面白さ保証付きってなもんです。楽しみに楽しみに読みました(^^♪

池上司「雷撃深度一九・五」
池上司「雷撃深度一九・五」 (文春文庫) 552円+税
昭和20年7月16日、110余名の乗員と人間魚雷回天を乗せた伊五八潜水艦が呉軍港を出港した。フィリピン東方を通過する敵艦船をグアム―レイテ線上で撃沈せよとの特命を受けた倉本艦長は、宿敵マックベイ大佐と太平洋戦争における艦艇同士の最後の闘いに挑む―。全く新しい戦争サスペンスの誕生。
Amazonより


「イ58」が米海軍の重巡インディアナポリスを雷撃して沈めた、旧日本海軍の潜水艦最後の戦果は厳然たる事実。その事実をもとにしているこの小説が、ベーシックな部分でそこから外れないのは言うまでもありません。ということは読み手は結論がわかったうえでこの小説に臨むわけです。

ですが、その事実を踏まえようが踏まえなかろうが、この小説はものすごく面白いっす! いやぁすんごい臨場感です。ワタクシが前に読んだ「無音潜航」に比べて、太平洋戦争が舞台なだけあって兵器や装備がシンプルな分だけ、頭の中で想像しやすいのですね。そして、驚きの戦法によってインディアナポリスを撃沈するというクライマックスを迎えるまで、ずーっと緊張感が続きます。一気呵成に読めます!

気になるところと言えば、インディアナポリス・イ58双方が戦っている相手の個人名を断定しちゃうこと。松本零士の戦場漫画シリーズじゃあるまいし、そんなことわかるかい。この広ーい太平洋戦線で、互いに数千隻の艦船で戦っているのに。そんなことを思うのは勝手だけど確かめる術はまったくないのに、インディアナポリスのマックベイ艦長が「ぬうう、さすがナガイ!」(マックベイが戦っているのは本当は倉本ではなく永井という人物)とかなんとか盛り上がっているんじゃ、読んでいるこちらは盛り下がりますって。気になることと言えばこれくらいですか(^_^;)

…しかし、これがどうして映画「真夏のオリオン」の原案になるのかしら? 公式webサイトに載っているストーリーを読む限りじゃ、この「雷撃震度十九・五」とは似ても似つかない。強いて言えば、日本の潜水艦とアメリカの艦船がタイマンするっつーところだけですよ。変なの(+_+)

「真夏のオリオン」ポスター
↑「真夏のオリオン」のポスター。「きっと帰ると、オリオンの星に誓った」って、オイ。コラ。

JUGEMテーマ:小説全般


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